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米、イランに新たな制裁発動 弾道ミサイル部品製造で6個人と12団体

2025年05月15日(木)05時46分

米国は14日、イランによる弾道ミサイル部品の国内製造の取り組みを標的とした制裁を発動させた。(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[14日 ロイター] - 米国は14日、イランによる弾道ミサイル部品の国内製造の取り組みを標的とした制裁を発動させた。

財務省によると、イランと中国を拠点とする個人6人と12の団体を対象に制裁を発動。大陸間弾道ミサイル製造に必要な炭素繊維材料の開発を監督する革命防衛隊の複数の下部組織を支援している疑いがあるという。

トランプ米大統領は2月、イランに「最大圧力」をかける政策を再開。米政府は13日、イラン産原油の中国向け輸送に長年関わってきたとして、中国企業など20社以上に制裁を発動させた。

米国とイランはオマーンの仲介でイランの核開発問題を巡り協議中。イランは13日、米国との直近の協議は実りあるものだったとすると同時に、米国による制裁発動は核問題を巡る協議と両立しないとの見解を示している。

ロイター
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