トランプ大統領、シリア暫定大統領と面会 関係正常化の意向示す

5月14日、中東3カ国を歴訪中のトランプ米大統領(写真)はサウジアラビアでシリアのシャラア暫定大統領に面会する。写真は13日、サウジアラビアの首都リヤドで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
By Gram Slattery, Pesha Magid, Andrew Mills
[リヤド 14日 ロイター] - 中東3カ国を歴訪中のトランプ米大統領は14日、サウジアラビアでシリアのシャラア暫定大統領と面会、関係正常化の意向を示した。
米国とシャラア氏も出席した湾岸協力会議(GCC)との会談で発言した。会談に先立ち、トランプ氏シャラア暫定大統領と面会、サウジ国営テレビでの写真では両氏が握手する様子が写っている。ホワイトハウス報道官によると、トランプ大統領は暫定大統領にイスラエルとの関係正常化も促した。
トルコ国営アナドル通信によると、トトランプ大統領はエルドアン大統領、サウジのムハンマド皇太子とも会談、皇太子はトランプ氏が13日に表明したシリア制裁解除の方針を称賛した。
トランプ氏は14日、第2の訪問国カタールに移動し、首都ドーハでタミム首長をはじめとする高官と会談する。カタールは数千億ドル規模の対米投資を発表するとみられる。