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バチカンでトランプ氏と防空や制裁を協議、30日停戦要求=ゼレンスキー氏

2025年05月04日(日)15時47分

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、先月バチカンで行ったトランプ米大統領との会談について、防空システムやロシアへの制裁について話し合い、これまでで最高の会談だったとの考えを示した。4月撮影、ウクライナ大統領府提供(2025年 ロイター)

Anastasiia Malenko Max Hunder

[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、先月バチカンで行ったトランプ米大統領との会談について、防空システムやロシアへの制裁について話し合い、これまでで最高の会談だったとの考えを示した。ウクライナ大統領府がコメントを発表した。

ゼレンスキー氏はまた、ロシアとの30日間の停戦が戦争終結に向けた正しい第一歩であることにトランプ氏と合意したと述べた。

先月26日にローマ教皇フランシスコの葬儀に先立って行われた会談で、ゼレンスキー氏は制裁について提案し、それに対するトランプ氏の反応は「非常に力強かった」という。ただ、詳細は明らかにしなかった。

ゼレンスキー氏はまた、先月30日に両国が署名した鉱物資源協定は相互にとって有益であり、ウクライナは自国の領土と国民だけでなく、将来の米国の投資も守ることができるようになると述べた。

この協定には、米国がウクライナの新たな鉱物資源取引への優先的なアクセスを得るほか、共同で投資基金を創設しウクライナの復興に充てることなどが盛り込まれた。

ゼレンスキー氏は、少なくとも当面は資金はウクライナに再投資されると強調。「将来的に、20年後に基金が問題なく運営され、開発・生産が行われていることに両当事者が合意した場合のみだ」と付け加え、長期的な撤退の可能性に言及したとみられる。

ゼレンスキー氏は、この協定の安全保障部分について、より効果的な防空の重要性を強調。同氏が必要な防空システムの数をトランプ氏に伝えたところ、トランプ氏は準備に取り掛かるが、ただではないと答えたという。

ロシアのプーチン大統領は先月28日、第二次世界大戦での対ドイツ戦勝80年の記念日に合わせ5月8ー10日に72時間の停戦を実施すると表明。

ゼレンスキー氏はこの提案に対し、停戦期間が30日間であれば受け入れる準備はできていると述べた。その上で、ウクライナはロシアとの戦争が続いているため、5月9日にモスクワで行われる軍事パレードに参加する外国要人の安全を保証することはできないと述べた。

これに対し、ロシア国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は、ウクライナが5月9日にモスクワを攻撃した場合、ウクライナの首都キーウが翌10日まで存続することを保証できないと反発した。

ロイター
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