ニュース速報
ワールド

訂正(11日付配信記事)トランプ氏、国務長官にルビオ上院議員を起用へ=関係筋

2024年11月13日(水)02時59分

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は11日、トランプ次期米大統領が共和党のマルコ・ルビオ上院議員(写真右)を国務長官に起用すると報じた。11月4日、ノースカロライナ州ローリーで撮影(2024年 ロイター/Jonathan Drake)

(英文の訂正により5段落目の「950億ドルの対ウクライナ軍事支援」を「ウクライナ、イスラエル、その他の米国のパートナーに対する950億ドルの軍事支援」に、10段落目の「祖父」を「両親」に訂正します)

[ウェストパームビーチ(米フロリダ州) 11日 ロイター] - トランプ次期米大統領が共和党のマルコ・ルビオ上院議員(53)を国務長官に起用する見通しであることが、関係筋の話で11日明らかになった。最終候補の中から最も強硬派を選んだ格好となった。

就任すれば初の中南米系の国務長官となる。

ルビオ氏はかねてから米国と地政学的に敵対関係にある中国やイラン、キューバなどに対し強硬な外交論を唱えてきた。

ウクライナ情勢に関しては最近のインタビューで、ロシアに占領されている全ての領土を奪い返すことに注力するよりも、交渉による解決を目指すべきだと指摘。

4月に議会が可決したウクライナ、イスラエル、その他の米国のパートナーに対する950億ドルの軍事支援(訂正)の法案に反対票を投じた共和党議員15人の一人でもあった。

トランプ支持派の一部は、同氏の外交姿勢と矛盾する立場を最近まで取ってきたルビオ氏の起用を疑問視する可能性がある。ルビオ氏が1期目のトランプ政権時に、北大西洋条約機構(NATO)脱退に上院の3分の2の賛成という要件を設け、ハードルを高くする法案の共同提案者になった経緯がある。

ただ、ここ数年は、対外関与の抑制と一国主義に傾くトランプ氏の立場に合わせる形で従来のタカ派姿勢を一部和らげてきた。

バイデン民主党政権に対してルビオ氏は、上院情報特別委員会の共和党トップとして中国に対し強硬姿勢を取るよう圧力をかけてきた。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が発売したノートパソコンにインテル製の先端半導体が搭載されていることが明らかになると、ファーウェイ向け出荷を全面的に阻止するよう要求した。

キューバから亡命した両親(訂正)を持つ同氏はまた、同国との関係正常化に反対している。

ベネズエラのマドゥロ政権についても激しい批判を展開してきた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国大統領、中国国家主席と会談 両国関係「新たな段

ワールド

トランプ氏、対コロンビア軍事作戦を警告 「良い考え

ビジネス

台湾検察、東京エレク現法を追起訴 TSMC機密取得

ビジネス

英消費者向け融資、11月は2年ぶり大幅増 家計需要
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 2
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 3
    2026年の節目に問う 「めぐみの母がうらやましい」── 韓国拉致被害者家族が見る日韓の絶望的な差
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 7
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 8
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 9
    スペイン首相、アメリカのベネズエラ攻撃を「国際法…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中