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バイデン米大統領、フィリバスター改革に近く着手する可能性

2021年10月25日(月)08時59分

10月22日、米ホワイトハウスは議会上院に存在するフィリバスター(議事妨害)と呼ばれる慣行について、バイデン大統領が近く改革に着手する可能性を示唆した。写真は米上院で2月撮影。上院提供(2021年 ロイター)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米ホワイトハウスは22日、議会上院に存在するフィリバスター(議事妨害)と呼ばれる慣行について、バイデン大統領が近く改革に着手する可能性を示唆した。

フィリバスターとは、討議を長時間続けて議事進行を意図的に遅延させる行為。討論を終了させて採決に持ち込むには、議員100人のうち60人以上の賛成が必要になる。

バイデン氏はこれまでフィリバスターの大幅な見直しには慎重な姿勢を示していた。ただ、上院ではこのところ、野党共和党がバイデン氏の優先事項とする議案を阻止するケースが多発。一部の民主党議員の間でフィリバスター制度改革を求める声が上がっている。

バイデン大統領は21日のタウンホールで、フィリバスターについて「一定の議案に関しては抜本的に変えるべき」との考えを示したが、どのように改革するのかなど具体策には言及しなかった。

ホワイトハウスのサキ報道官は22日、記者団に対し「数週間以内に大統領から(フィリバスターに関して)話があるだろう」と述べた。

ロイター
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