最新記事
アーティスト

上半身裸の女性バックダンサーと「がっつりキス」...マドンナ、ブラジルのビーチで160万人動員 圧巻の空撮映像も

2024年5月8日(水)20時20分
千歳香奈子
マドンナ

コパカバーナ・ビーチで160万人の観客を沸かせたマドンナ(5月4日、リオデジャネイロ) Pilar Olivares-REUTERS

<アメリカでは度重なる遅刻で観客から集団訴訟を起こされているマドンナ。この日も50分近く遅れてステージに登場したが...>

ポップの女王マドンナが、5月4日にブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチで大規模な無料コンサートを開催。昨年10月にキックオフしたデビュー40周年を記念した世界ツアー「セレブレーション・ツアー」を、キャリア史上最多となる160万人もの観客と共に盛大に締めくくった。

【画像】【動画】トップレスの女性バックダンサーとキスする場面...ブラジルのビーチで160万人がマドンナに熱狂

米国公演では度重なる遅刻で観客から集団訴訟を起こされているマドンナは、この日も予定時刻より50分近く遅れて午後10時45分頃ステージに登場。しかし、熱気に満ちた会場では咎める者はなく、2時間以上に及んだショーは世界最大規模のナイトクラブと化した。

「Like a Virgin」「Like a Prayer」「Vogue」など代表曲を次々と熱唱し、トップレスの女性バックダンサーとキスをするパフォーマンスで観客のボルテージはマックスに。160万人がマドンナの歌声に合わせて大合唱する盛り上がりとなった。

ローリング・ストーンズの記録を更新

1987年にフランス・パリのソー公園で行った公演で記録した13万人を大幅に上回る観客を前に、ブラジル国旗をイメージした衣装でサンバスクールの子どもたちとパフォーマンスを行い、地元ファンを魅了。スペシャルゲストとして登場した同国の人気歌手パブロ・ヴィターと共にブラジル国旗を手に踊りまくり、会場を沸かせた。

ビーチフロントの高層アパートやホテルの部屋でもパーティーをしながらベランダで鑑賞するファンがいたほか、無数のヨットやモーターボートが停泊し、海上から公演を楽しむ人たちで海岸も埋め尽くされていた。

マドンナは「これは本当に起こったこと」とキャプションを添え、人で埋め尽くされたビーチを空撮した圧巻の動画をインスタグラムに投稿。関係者への感謝の言葉を綴っている。

1994年の大みそかに同ビーチで行われたロッド・スチュワートの公演で動員した400万人のギネス記録を破ることはできなかったが、2006年にローリング・ストーンズが動員した120万人の記録を更新。「アメージング」「おめでとう、クイーン」「史上最高のショーをありがとう」と祝福と称賛の声が相次いでいる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

自民と維新、連立政権樹立で正式合意 あす「高市首相

ワールド

プーチン氏のハンガリー訪問、好ましくない=EU外相

ビジネス

訂正-アングル:総強気の日本株、個人もトレンドフォ

ビジネス

アングル:グローバル企業、中国事業の先行き悲観 国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 2
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 5
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 6
    ニッポン停滞の証か...トヨタの賭ける「未来」が関心…
  • 7
    ギザギザした「不思議な形の耳」をした男性...「みん…
  • 8
    【インタビュー】参政党・神谷代表が「必ず起こる」…
  • 9
    「中国は危険」から「中国かっこいい」へ──ベトナム…
  • 10
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 1
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 2
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ…
  • 5
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道され…
  • 6
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 7
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    「心の知能指数(EQ)」とは何か...「EQが高い人」に…
  • 10
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 4
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 5
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中