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ナワリヌイ氏が死亡ならロシアと世界の関係は悪化=バイデン米大統領

2021年06月15日(火)11時41分

 6月14日、バイデン米大統領は、ロシアで収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡することがあれば、米国をはじめ世界各国とロシアの関係が悪化すると語った。 ブリュッセルで開催されたNATO首脳会議で撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ブリュッセル 14日 ロイター] - バイデン米大統領は14日、ロシアで収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡することがあれば、米国をはじめ世界各国とロシアの関係が悪化すると語った。

バイデン氏は「もしナワリヌイ氏が死亡することがあれば、それは悲劇であり、ロシアが基本的な人権を守るつもりがないことを示す新たな証拠となる。それはロシアと世界中、そして私自身との関係を悪化させる」と語った。

ナワリヌイ氏は4月に健康状態が悪化し、受刑者用の病院に移送されたが、側近のジダーノフ氏は先週、ナワリヌイ氏の健康が回復していると明らかにした。

バイデン氏はまた、16日のプーチン大統領との米ロ首脳会談でロシア側が望む場合は共通の関心のある分野での協力を提案する方針だが、ロシアが攻撃的な対応を取る場合には「同様に対抗する」と語った。

ロイター
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