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トランプ氏、司法副長官と27日会合、大統領の解任画策報道で

2018年09月25日(火)10時59分

 9月24日、米ホワイトハウスのサンダース報道官はトランプ大統領が27日にローゼンスタイン米司法副長官と会合することを明らかにした。写真は9月4日、公聴会に出席する同米司法副長官(2018年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 24日 ロイター] - ホワイトハウスによると、トランプ米大統領は、ローゼンスタイン司法副長官と27日に面会する。ローゼンスタイン氏は、トランプ氏の解任を画策したと報じられており、今後の処遇をめぐって話し合うとみられる。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は21日、ローゼンスタイン氏が昨春に、トランプ氏の発言を秘密裏に録音し、政権メンバーが大統領職を解任できる憲法修正規定の発動を提案していたと伝えていた。この報道を受け、トランプ氏がローゼンスタイン氏を解任するとの憶測が広がっていた。

複数の米メディアは、ローゼンスタイン氏が辞意を表明したと伝えた。

ニュースサイトのアクシオスは関係筋の話として、ローゼンスタイン氏がケリー大統領首席補佐官に口頭で辞意を伝えたと報じた。

CNNなどによると、ローゼンスタイン氏はホワイトハウスの会議に呼び出された。NBCニュースによると、同氏は辞任せず、ホワイトハウスが解任する必要があるとの認識を示したという。

国連総会に出席するためニューヨークを訪れているトランプ氏は記者団に対して、27日にローゼンスタイン氏と面会すると明らかにした。

「ホワイトハウスで面会し、何が起きているか話し合う。透明性を望んでおり、オープンになる必要がある」とコメントした。

ローゼンスタイン氏はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を監督する立場にあり、同氏が辞任すれば今後の捜査の行方が不透明になる。また、ローゼンスタイン氏退任後、トランプ氏がモラー氏の解任に動く可能性もある。

中間選挙を11月6日に控え、ローゼンスタイン氏が解任されれば、上下両院で過半数維持を目指す共和党に不利な影響が及ぶ可能性がある。

*内容を追加しました。

ロイター
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