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中朝首脳が意見交換、朝鮮半島非核化など共通問題で理解=KCNA
6月20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と中国の習近平国家主席は19日に会談し、朝鮮半島の非核化を含め共通の問題で理解に達した。ソウルで3月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 20日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と中国の習近平国家主席は19日に会談し、朝鮮半島の非核化を含め共通の問題で理解に達した。朝鮮中央通信(KCNA)が20日報じた。
両首脳は、米朝首脳会談について協議、非核化問題の解決に向けた見方など共通の問題で意見を交換した。
金委員長は習氏との会談で、朝鮮半島の「新しい将来を開く」過程で「真の平和」を実現するため、中国の当局者と協力することも約束した。
金委員長の訪中は今年に入って3回目。
KCNAによると、習氏は金委員長による3月の訪中以降、中朝関係が新たなレベルに達したとの見方を示すとともに、両首脳が合意した事項は「1つずつ」実行されていると述べた。
また、金委員長は習氏に対し、中朝間の友好と協力を拡大する用意があると伝えた。
米国と韓国は19日、8月に予定していた合同軍事演習を中止することで合意したと発表した。[nL4N1TK4QY]
韓国の康京和外相は20日、軍事演習の中止は今後の北朝鮮を巡る展開に基づき再検討される可能性があると指摘した。
「対話への取り組みを強化するための善意のしるしであることを明確に示した」とし、演習中止は「撤回不可能ではない。対話に遅れが生じたり、北朝鮮が非核化へのコミットメントを守らなかったりする場合は、実施する可能性がある」と述べた。
*内容を追加しました。
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