ニュース速報
ビジネス

午前の日経平均は続伸、米FOMC控え様子見姿勢も

2025年12月09日(火)11時54分

2025年1月6日、東京証券取引所で撮影。 REUTERS/Issei Kato

Hiroko Hamada

[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比106円26銭高の5万0688円20銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的な売り買いは手控えられ、指数は方向感のない動きとなった。寄与度の高い銘柄の一角が軟調で相場の重しとなったが、どんどん水準を切り下げる展開にはならなかった。

日経平均は前営業日比95円高と小幅高でスタートした後、186円高まで上値を伸ばしたが、その後マイナス転換し小幅安での推移が継続した。売りが一巡した後は前営業日終値を挟んで一進一退の展開となり、前引けにかけてプラス圏に再浮上した。セクター別では、前日に値上がりしていた不動産が軟調。一方、市場では「物色面では、内外需の明確な方向感はみられない」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

8日午後11時15分ごろ、東北地方で最大震度6強の地震が発生したが、「現時点ではサプライチェーンに大きなダメージが与えられたとの情報はなく、株式相場への影響は限定的のようだ」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)との指摘が聞かれた。

FOMCを通過した後は日銀会合に関心が向かうが、「ハト派的な利上げになるのではないか」(浪岡氏)との見方もあり、日銀会合を無難に通過できれば年末に向けて日本株は底堅い動きが予想されるという。

TOPIXは0.04%高の3385.83ポイントで前場の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆3437億1200万円だった。東証33業種では、ゴム製品、医薬品、電気機器など11業種が値上がりし、不動産、パルプ・紙、その他製品など21業種が値下がり。電気・ガスは変わらずだった。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小幅安、TDKや信越化学工業も軟調。一方、ディスコが大幅高。ソフトバンクグループ、アドバンテストも上昇した。

決算を手掛かりにした物色もみられ、神戸物産や学情が堅調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり474銘柄(29%)に対し、値下がりが1066銘柄(66%)、変わらずが68銘柄(4%)だった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中東紛争を注視、長期化なら物価と成長に影響とECB

ビジネス

S&P、ソフトバンクGの格付け見通し引き下げ オー

ビジネス

午後3時のドルは157円前半で底堅い、イラン情勢と

ビジネス

パラマウントによるWBD買収、米FCCは承認の公算
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 5
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 6
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 7
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 8
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 9
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中