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独30年国債利回りが14年ぶり高水準、ECB理事発言などが圧迫
2025年12月08日(月)16時57分
写真は欧州中央銀行(ECB)本部。2024年7月、フランクフルトで撮影。 REUTERS/Jana Rodenbusch
[ロンドン 8日 ロイター] - ドイツ30年国債の利回りが8日、2011年以来の水準に上昇した。財政の持続可能性に対する懸念から、長期債は世界的に売られている。
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が次の政策変更は利上げになる可能性があると発言したことも、欧州国債を圧迫している。
独連邦30年債利回りは3.444%に上昇、14年以上ぶりの高水準となった。先週は10ベーシスポイント(bp)超の上昇で、週間で8月以来の大幅上昇となった。
指標の独10年債利回りは2.83%に上昇し、3月以来の高水準となった。





