ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=大幅高、12月利下げ観測で テック株の割高懸念で週間では下落

2025年11月22日(土)06時55分

2025年4月8日、米ニューヨークのウォール街で撮影。REUTERS/Kylie Cooper

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株式市場は、連邦準備理事会(FRB)による12月会合での利下げ期待の高まりを背景に、大幅上昇して取引を終えた。一方、テック企業の割高なバリュエーションを巡る懸念から、主要株価3指数は週間では軒並み下落した。

エヌビディアの株価はトランプ米政権がエヌビディア製の人工知能(AI)向け半導体「H200」の中国への販売を認可するかどうかを検討しているとの報を受け、午後の取引で一時大幅に上げた。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がFRBはインフレ目標をリスクにさらすことなく「近い将来」に利下げを実施できると発言したことも、市場を支えた。

CMEのフェドウオッチによると、市場が織り込む12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)の利下げ確率は約70%と、同日取引序盤の約37%から上昇した。

ベアード・プライベート・ウェルス・マネジメントの投資ストラテジスト、ロス・メイフィールド氏は「きょうの大きな追い風は、12月FOMCでの利下げ確率が変化したことだ」と述べた。

一方、ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、経済が底堅く推移する中、FRBの金融政策は適切な位置にあるとし、12月会合での追加利下げの必要性について懐疑的な見解を示唆。20日公表の米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことを受け、FRB当局者の間で12月の利下げを巡り依然として見解の相違が見られることが示された。

その他の個別銘柄では、米製薬大手イーライリリーは上昇して取引を終えた。同社株価はこの日、一時過去最高値を更新し、時価総額が1兆ドル台に乗せた。

米グーグルの持ち株会社アルファベットも大幅上昇して引けた。

  終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 46245. +493. +1.08 45808 46577 4578

41 15 .65 .50 1.58

前営業日終値 45752.  

26

ナスダック総合 22273. +195. +0.88 22162 22531 2189

08 04 .83 .84 8.29

前営業日終値 22078.  

05

S&P総合500種 6602.9 +64.2 +0.98 6555. 6660. 6521

9 3 77 05 .92

前営業日終値 6538.7  

6

ダウ輸送株20種 16013. +488. +3.14

90 18

ダウ公共株15種 1106.7 +2.55 +0.23

3

フィラデルフィア半導体 6406.4 +54.3 +0.86

3 7

VIX指数 23.43 -2.99 -11.3

2

S&P一般消費財 1818.6 +31.0 +1.74

1 7

S&P素材 545.33 +11.1 +2.10

9

S&P工業 1264.2 +14.9 +1.20

6 6

S&P主要消費財 867.57 +6.63 +0.77

S&P金融 858.24 +9.26 +1.09

S&P不動産 257.63 +3.31 +1.30

S&Pエネルギー 679.91 +3.53 +0.52

S&Pヘルスケア 1799.7 +37.2 +2.11

5 3

S&P通信サービス 431.86 +9.08 +2.15

S&P情報技術 5465.2 +3.75 +0.07

0

S&P公益事業 445.47 +0.05 +0.01

NYSE出来高 16.65億

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 48825 + 45 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 48785 + 5 大阪比  

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=まちまち、ホルムズ海峡期限控え交渉動

ワールド

USMCA再交渉、7月1日の期限後も継続の可能性=

ビジネス

世銀総裁、中東戦争の経済的な影響を警告 成長鈍化と

ビジネス

NY外為市場=ドル安定的、米・イラン交渉期限控え 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 5
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 8
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 9
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 10
    「人間の本性」を見た裁判官が語った、自らの「毒親…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中