仏LVMH、第3四半期は1%増収 中国需要改善で予想上回る

10月14日、LVMHが発表した第3・四半期決算は、売上高が前年同期比1%増の182億8000万ユーロ(211億7000万ドル)となり、四半期として今年初めて前年実績を上回った。写真はパリで4月撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
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[パリ 14日 ロイター] - フランスの高級ブランド、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が14日発表した第3・四半期決算は、売上高が前年同期比1%増の182億8000万ユーロ(211億7000万ドル)となり、四半期として今年初めて前年同期の実績を上回った。中国での需要改善が全体の成長をけん引した。
英金融大手HSBCによると、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想コンセンサスは前年同期比横ばいだった。
LVMHは声明で、中国を中心とするアジア地域(日本を除く)の動向について、事業年度の9カ月目に「顕著な」改善が見られたと指摘。セシル・カバニス最高財務責任者(CFO)はアナリストとの電話会議で「中国本土は第3・四半期にプラスに転じた」と語った。
カバニス氏はまた、第4・四半期は不利な為替レート、継続的な景気の不透明感などの逆風があるものの、自社の各ブランドが打ち出す新たなクリエイティブな方向性を確信しているとの見方を示した。
主力ブランドの「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」をはじめとするファッション・皮革製品部門の売上高は第3・四半期に前年同期比2%減少した。減少率は市場予想の4%より小さく、第2・四半期の9%から大きく改善した。同部門はグループ全体の利益の3分の2以上を占める。
こうしたブランドの利益を押し上げてきた昨今の価格上昇は特に富裕層以外の顧客の需要を圧迫している。トランプ米大統領が導入した関税、中国で継続する不動産危機、金・銀価格の高騰による宝飾品の生産コスト上昇も逆風を強めている。
しかし高級ブランド業界の大手であるLVMHの第3・四半期増収の発表は、より多くの投資家やアナリストが同業界に対し、最悪な状態は脱したとの見方を強めるきっかけとなった。
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