アジアに1000億ドル資本流入、米国から分散=ゴールドマン幹部

10月1日、米金融大手ゴールドマン・サックスのアジア太平洋(日本を除く)社長ケビン・スニーダー氏は、シンガポールで開かれた「ミルケン・インスティテュート アジア・サミット2025」で、世界の投資家たちが米国から投資先を分散し、過去9カ月間で中国を除くアジアに約1000億ドルの資本流入があったと述べた。写真は2016年2月、都内で撮影(2025年 ロイター/Thomas Peter)
Yantoultra Ngui Jun Yuan Yong
[シンガポール 1日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのアジア太平洋(日本を除く)社長ケビン・スニーダー氏は1日、シンガポールで開かれた「ミルケン・インスティテュート アジア・サミット2025」で、世界の投資家たちが米国から投資先を分散し、過去9カ月間で中国を除くアジアに約1000億ドルの資本流入があったと述べた。
スニーダー氏によれば、日本はこうした動きで恩恵を受けている主要な国だ。一方で、中国株式市場は昨年末以来、主に国内投資家とハイテク分野に対する関心に支えられて上昇基調にあり、海外資金が最近になって再び中国を注視しているという。
スニーダー氏は「この地域は資金流入が徐々に増えている」とし「こうした状況を撤退の動きではなくて分散の動きだという文脈で理解することが重要だと思う」と語った。
スニーダー氏はまた「慎重になるべきであり、あまり楽観的になるべきでないと思う。そうした資金の一部はいわゆるグローバル・ヘッジファンドの資金、つまり足の速い資金だからだ」とも指摘した。さらに「投資信託や長期投資家たちの資金はまだ中国に流入していないが、アジアを真剣に検討しているのは確かだ」と付け加えた。
スニーダー氏によれば、アジアはテクノロジー、一般消費財、工業セクターが強い関心を集めており、未上場企業市場でヘルスケア分野の注目度が高まっているという。
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