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都区部コアCPI、9月は+2.5%で変わらず エネルギーがプラス寄与

2025年09月26日(金)09時09分

総務省が26日に発表した9月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比2.5%上昇した。2022年10月、都内のスーパーマーケットで撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Takahiko Wada

[東京 26日 ロイター] - 総務省が26日に発表した9月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比2.5%上昇した。伸び率は前月から変わらず。生鮮食品を除く食料の伸び率が縮小した一方で、電気代やガス代がプラスに転じ、コアCPIの上昇に寄与した。伸び率はロイターがまとめた民間予測の2.8%を下回った。

エネルギー価格は2.7%上昇し、前月の5.3%下落から上昇に転じた。電気代は3.4%上昇、都市ガス代は2.0%上昇。前年同月に政府の「酷暑乗り切り緊急支援」で電気代や都市ガス代の伸びが大きく押し下げられた反動が出た。

生鮮食品を除く食料は6.9%上昇で、伸び率は前月の7.4%から縮小した。

保育所保育料は60.4%下落。都が始めた第1子の保育料無償化の影響が出た。

総合指数は前年比2.5%上昇と、前月から横ばい。生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)も2.5%上昇で、伸び率は前月の3.0%から縮小した。

ロイター
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