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独消費者信頼感、10月は-22.3に上昇 所得見通し改善=GfK

2025年09月25日(木)15時50分

 9月25日、市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)が発表した10月の独消費者信頼感指数はマイナス22.3と、前月改定値のマイナス23.5から上昇した。写真は昨年4月、フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 25日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)が25日発表した10月の独消費者信頼感指数はマイナス22.3と、前月改定値のマイナス23.5から上昇した。

依然マイナス圏だが、家計の所得見通しが改善した。ロイターがまとめた市場予測のマイナス23.3を上回った。

所得見通しを示す指数は、前月から11ポイント急上昇し15ポイント。

ただ、NIMの消費者アナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は、これが転換点になるかは疑問だとし「現時点では、地政学的な状況、雇用不安、インフレ懸念の高まりが、本格的な回復を妨げる可能性が高い」と警告した。

向こう12カ月の経済見通しを示す指数は前月の2.7ポイントからマイナス1.4ポイントに低下。3カ月連続で低下した

購買意欲はマイナス11.6ポイントと、2024年6月以来の低水準となった。

ロイター
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