米モルガン傘下のイー・トレード、来年前半に暗号資産取引開始へ

米金融大手モルガン・スタンレー傘下のオンライン証券イー・トレードは、デジタル資産インフラ企業ゼロハッシュと提携し、暗号資産(仮想通貨)取引のサービスを2026年前半に始める。写真はモルガン・スタンレーの本社ビル。2017年4月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[23日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレー傘下のオンライン証券イー・トレードは、デジタル資産インフラ企業ゼロハッシュと提携し、暗号資産(仮想通貨)取引のサービスを2026年前半に始める。
モルガンの広報担当者が23日明らかにしたところでは、イー・トレードの顧客は当初、ビットコイン、イーサリアム(イーサ)、ソラナの3つの仮想通貨を取引できるようになる。
トランプ米政権が規制面で暗号資産を支援していることもあり、米証券各社は現在、暗号資産サービスを拡大している。
データ会社コインマーケットキャップによると、デジタル資産市場の時価総額は現在約3兆9000億ドルに達している。
一方、ゼロハッシュは23日、1億400万ドルの資金調達を実施したことにより、ユニコーン(評価額10億ドル以上の未公開企業)に加わったと発表した。