ＦＲＢ理事候補ミラン氏、中銀の独立性維持する意向表明

　９月３日、トランプ米大統領が連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事に指名したミラン大統領経済諮問委員会（ＣＥＡ）委員長（写真）は、米経済の物価安定と雇用最大化を実現するというＦＲＢの二重の責務を「忠実に」遂行し、ＦＲＢの独立性維持に努めると表明した。写真は２月、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Annabelle Gordon）

[３日 ロイター] - トランプ米大統領が連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事に指名したミラン大統領経済諮問委員会（ＣＥＡ）委員長は、米経済の物価安定と雇用最大化を実現するというＦＲＢの二重の責務を「忠実に」遂行し、ＦＲＢの独立性維持に努めると表明した。

ミラン氏は上院銀行委員会のウェブサイトに３日掲載された証言で、「私の意見と決定は、マクロ経済の分析と長期的な管理運営にとって何が最善であるかに基づいて行われる」と述べた。

「連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は重要な任務を担う独立した機関であり、私はその独立性を維持し、全力を尽くして米国民に奉仕するつもりだ」と語った。。

ミラン氏は４日に上院の指名承認に向けた公聴会で証言する予定。