NY外為市場=ドル下落、トランプ氏のFRB理事辞任要求を嫌気

ニューヨーク外為市場では、ドルが下落。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 20日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが下落。トランプ米大統領がクック連邦準備理事会(FRB)理事に辞任を要求したことが重しとなった。ただ、午後に入り発表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「ほぼ全て」の当局者が利下げを支持していなかったことが明らかとなり、ドルは下げ幅を縮小した。
トランプ大統領は20日、クックFRB理事の住宅ローン契約を巡る不正疑惑が指摘されたことを理由に、「今すぐ辞任すべきだ!!!」と、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿。トランプ氏がFRBに対する圧力を強化しつつある兆候が示唆された。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏はドルの動きについて、「市場は大統領によるFRBへの介入は好ましくないという意思表示をした」と述べた。
FRBが公表した7月29─30日のFOMC議事要旨からは、「ほぼ全員」の参加者が金利据え置きを「適切」と判断し、利下げを支持していたのは、据え置きに反対票を投じたウォラー理事とボウマン副議長(金融監督担当)の2人のみだったことが分かった。
終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.13%安の98.20。
ユーロ/ドルは0.09%高の1.1657ドル。
円は対ドルで0.32%高の147.20円。
市場の注目は、22日に予定されるパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演にシフトしている。
市場が織り込む9月FOMCでの利下げ確率は83%。年末までに計54ベーシスポイント(bp)の利下げが見込まれている。
また、NZドルは対米ドルで1.12%安の0.5826米ドル。ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は20日、政策金利を25bp引き下げ、3年ぶり低水準の3.00%とした。
ポンド/ドルは0.3%安の1.3449ドル。7月の英消費者物価指数(CPI)は前年比3.8%上昇と、24年1月以来の高水準となったものの、英中銀の金融政策に影響を与えるとはみられていない。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは0.22%安の11万3322ドル。
ドル/円 NY午後3時 147.26/147.28
始値 147.45
高値 147.54
安値 146.88
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1654/1.1656
始値 1.1646
高値 1.1673
安値 1.1641
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