米新規失業保険申請3000件減の22.4万件、一時解雇は低水準を維持

米労働省が14日に発表した8月9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は3000件減少し、22万4000件となった。2021年9月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日に発表した8月9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は3000件減少し、22万4000件となった。一時解雇(レイオフ)が低水準にとどまる中、減少したものの、企業が雇用拡大に消極的なことから8月の失業率は4.3%に上昇する公算が大きい。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は22万8000件だった。
8月2日までの1週間の継続受給件数は1万5000件減の195万3000件だった。
継続受給件数は高止まりしており、職探しが困難であるという認識の高まりを反映している。エコノミストらは、継続受給件数の傾向は4.2%だった7月の失業率が8月には4.3%に上昇するとの見方と整合すると述べた。