ゴールドマン、FRB利下げ年内3回・来年2回と予想

8月13日、米ゴールドマン・サックスは、連邦準備理事会(FRB)が25ベーシスポイント(bp)の利下げを年内に3回、来年にさらに2回実施するとの見通しを示した。ニューヨーク証券取引所で5月7日撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは13日、連邦準備理事会(FRB)が25ベーシスポイント(bp)の利下げを年内に3回、来年にさらに2回実施するとの見通しを示した。
これに基づくと、最終的な金利水準は現在の4.25─4.50%から3─3.25%となる。
12日発表された7月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と、前月の0.3%上昇から伸びが鈍化し、市場予想と一致した。
LSEGのデータによると、13日夜の時点で、米金利先物市場は来月の25bp利下げ確率を93%、50bpの利下げ確率を7%織り込んでいる。後者の確率はこの日に3%から上昇した。
年内に見込まれる利下げ幅は約65bpと、先週の約60bpから拡大した。
50bpの利下げ確率が上昇した背景にはベセント米財務長官の発言がある。ベセント氏は12日と13日のインタビューで、50bp幅の利下げを支持した。