ウーバー、受注見通しが予想上回る 200億ドルの自社株買い発表

8月6日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズは第3・四半期のグロスブッキング(受注総額)が482億5000万─497億5000万ドルになるとの見通しを示した。写真は同社のロゴを付けたタクシー。ダブリンで6月撮影(2025年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
Akash Sriram
[6日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは6日、第3・四半期のグロスブッキング(受注総額)が482億5000万─497億5000万ドルになるとの見通しを示した。LSEGがまとめたアナリスト予想の473億ドルを上回った。
同社はまた、200億ドルの自社株買いプログラムを発表した。
ウーバーが手がける配車サービスや料理配達の料金の割引を受けられる月額9.99ドルのサブスクリプション(定額課金)サービス「ウーバー・ワン」の会員が6月に前年同月比60%増の3600万人以上に急増し、グロスブッキングの3分の1以上を占めたという。
第2・四半期のグロスブッキングは18.2%増加し、こちらも市場予想を上回った。デリバリー事業が24.6%増、モビリティー事業が18.8%増と好調だったことが背景。
第2・四半期の純利益は1株当たり0.63ドルと前年同期の0.47ドルから増加し、アナリスト予想と一致した。
第3・四半期の調整後の実質利益は21億9000万─22億9000万ドルになると予想。アナリストの予想平均(22億2000万ドル)をおおむね上回った。