ＥＣＢ、着実な政策対応必要 成長見通し改善も＝独連銀総裁

欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は２５日、ユーロ圏の成長見通しは若干改善したものの、９月の次回ＥＣＢ理事会までにまだ多くのことが起こる可能性があることから、「着実に対応」する必要があるとの考えを改めて示した。南アフリカ・ダーバンで１７日撮影（２０２５年　ロイター/Rogan Ward）

［フランクフルト　２５日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は２５日、ユーロ圏の成長見通しは若干改善したものの、９月の次回ＥＣＢ理事会までにまだ多くのことが起こる可能性があることから、「着実に対応」する必要があるとの考えを改めて示した。

ナーゲル総裁は声明で「インフレ見通しは前回の予測から変わっていないが、経済見通しは若干改善している」と指摘。その上で「次回の金融政策決定会合までに多くのことが起こり得る」ことから、着実な金融政策対応が適切であるとの見方を示した。