米IBM、第2四半期はAI需要でサーバー好調 ソフト部門はさえず

米IBMが 23日発表した第2・四半期決算は、売上高と利益が予想を上回った。仏パリで6月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
Arsheeya Bajwa
[23日 ロイター] - 米IBMが 23日発表した第2・四半期決算は、売上高と利益が予想を上回った。AI(人工知能)のアップグレードに関連して大量データ処理能力を持つメインフレーム・サーバーの需要が押し上げられたことが追い風になった。ただ、主力のソフトウエア部門の売上高が予想を下回り、業績に影を落とした。
IBMの株価は引け後の時間外取引で5%下落した。同社株は企業のソフトウエア支出拡大への期待から年初来30%近く上昇していた。
IBM株を保有するシノバス・トラストのシニアポートフォリオマネジャー、ダン・モーガン氏は「これはソフトウエアの成長がウォール街の予想ほどのペースで進んでいないことを示すさらなる証拠となるだろう」と語った。
ソフトウエア部門の売上高は73億9000万ドルで、LSEGがまとめたアナリストの予想平均(74億1000万ドル)を下回った。
ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)は、顧客がAIに特化した最新のメインフレームに投資を集中させ、メインフレーム上で実行されるソフトが中心のトランザクション処理から資金がシフトしたと述べた。
トランザクション処理の売上高はほぼ横ばいだったが、ソフトウエア部門に含まれており、同部門の足を引っ張っている。
全体の売上高は前年同期比約8%増の169億8000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想平均の165億9000万ドルを上回った。調整後の1株当たり利益は2.80ドルで予想を上回った。
メインフレームを含むインフラ部門の売上高は41億4000万ドル。予想の38億1000万ドルを上回った。
コンサルティング部門の売上高は3%増となり、5四半期連続の減収に終止符を打った。AI製品の統合に関する専門知識を求める企業の動きが背景。
「AIブック・オブ・ビジネス」(AI関連製品の予約と実際の売り上げの合計)は前四半期から15億ドル増加し、75億ドルとなった。
IBMは第3・四半期の業績見通しは示さなかった。
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