NY外為市場・午前=ドル/円15週ぶり高値、一時148.68円 米CPI受け

15日午前のニューヨーク外為市場で、ドル/円が15週間ぶりの高値で推移している。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日午前のニューヨーク外為市場で、ドル/円が15週間ぶりの高値で推移している。この日発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが、前年比・前月比で加速したことが背景。
ドル/円は一時、0.66%高の148.68円と、4月3日以来の高値を記録した。
ユーロは0.27%安の1.1631ドルと、6月25日以来の安値。
英ポンドは0.21%安の1.3399ドルと、6月23日以来の安値を付けた。
米労働省の労働統計局(BLS)が発表した6月のCPIは前月比0.3%上昇し、前月の0.1%上昇から加速、1月以来の大幅な上昇となった。前年比は2.7%上昇、5月は2.4%上昇だった。ただ、連邦準備理事会(FRB)による利下げ再開時期を巡る予想を変えるには至っていない。