米、小国向け関税通知を近く送付 税率10％強の可能性＝トランプ氏

　７月１５日、 トランプ米大統領（写真）は小規模な国々に米国の関税率を通知する書簡がまもなく発送されるとし、これらの国々には「１０％強」の関税を設定する可能性が高いと語った。メリーランド州のアンドリュース基地で撮影（２０２５年　ロイター/Nathan Howard）

[ワシントン １５日 ロイター] - トランプ米大統領は１５日、小規模な国々に米国の関税率を通知する書簡がまもなく発送されるとし、これらの国々には「１０％強」の関税を設定する可能性が高いと語った。

トランプ氏は記者団に対し、すでに発表されている２０カ国以上に一律の関税率を設定する「シンプルなディール（取引）」に非常に満足していると述べ、残りの国々に対する関税についても近く対応するとした。

「われわれは近々書簡を発表し、はるかに規模の小さい多くの国について言及する予定だ。おそらく１０％強の関税を全ての国に設定することになるだろう」と語った。