NY外為市場=ドル、対円で2週間ぶり高値圏 米関税措置引き続き注目

ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で約2週間ぶりの高値圏で推移した。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で約2週間ぶりの高値圏で推移した。トランプ米大統領が7日に日本からの輸入品に対し8月1日から25%の関税を課すと表明したことでドルは対円で上昇しており、市場では関税措置を巡る動向が引き続き注目されている。
日本は輸出依存度が高く、米国の主要貿易相手国・地域の中で合意から遠い状況にあることで、円はこのところ大きく売り込まれている。こうした中、米ホワイトハウスはこの日、ベセント財務長官率いる代表団が19日に大阪・関西万博を訪れると発表。ベセント氏が訪日中に当局者と会談を行うかは 現時点で明らかになっていないが、一段の協議に道が開かれる可能性がある。
ドル/円は一時147.19円まで上昇。ただ、終盤の取引では0.18%安の146.35円。週初からの上昇率は約1.5%。
トランプ大統領は貿易相手国・地域に関税率を通知する書簡を送付しており、この日はフィリピンを含む7カ国に送付。書簡によると、アルジェリア、イラク、リビア、スリランカに30%、ブルネイとモルドバに25%、フィリピンに20%の関税を課す。
ユーロ/ドル は0.09%安の1.171ドル。市場ではトランプ大統領が欧州連合(EU)には関税率を通知する書簡を送付しない可能性があると観測を慎重に見極めようとする動きが出ている。
ユーロが対ドルで底堅く推移していることについて、コメルツ銀行の外国為替アナリスト、アンチェ・プレフケ氏は、米欧間の金利格差の見通しを指摘。「米連邦準備理事会(FRB)は年末まで2回弱の利下げを実施すると予想されているが、欧州中央銀行(ECB)は1回のみと予想されている」と述べた。
終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.003%安の97.545。英ポンド/ドルは0.04%安の1.36ドル。
ドル/円 NY午後4時 146.31/146.32
始値 146.64
高値 146.78
安値 146.26
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1718/1.1720
始値 1.1702
高値 1.1724
安値 1.1690
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