NY外為市場=円下落・豪ドル上昇、米関税や中銀政策を材料視

終盤のニューヨーク外為市場では、円が下落した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、円が下落した。トランプ米大統領が7日、日本と韓国からの輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと表明したことが引き続き材料視された。一方、オーストラリアドル
ドル/円
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「市場参加者の大多数は、米政権が問題を先送りし続けると予想している。不確実性の高まりが短期的には企業投資に大きな打撃を与えることは間違いない。トランプ大統領は実効関税率を段階的に引き上げるとみられるが、米国経済に壊滅的な供給ショックを与えることは避けるだろう」と指摘した。
ユーロ/円
ユーロ/ドルも上昇し、 0.17%高の1.1729ドルとなった。
豪ドル
市場は利下げを予想していたが、中銀は理事会の過半数がインフレ鈍化を裏付けるさらなる情報を待つことを支持したと述べた。
ニュージーランドドル
ドル/円 NY午後4時 146.62/146.63
始値 146.40
高値 146.97
安値 146.36
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1722/1.1724
始値 1.1727
高値 1.1738
安値 1.1683