LGエナジー、第2四半期は152%営業増益予想 関税控え

7月7日、韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は、第2・四半期の営業利益が前年同期比152%増加すると予想した。写真は同社のロゴが書かれたバッテリー。2024年4月、ソウルで撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 7日 ロイター] - 韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は7日、第2・四半期の営業利益が前年同期比152%増加すると予想した。同社は米ゼネラル・モーターズ(GM)や、米電気自動車(EV)メーカーのテスラに供給している。
営業利益は4920億ウォン(約3億6094万ドル)と見込んだ。前年同期は1950億ウォンだった。LSEGがまとめたアナリスト予想は2940億ウォン。
アナリストによると、自動車メーカーの多くが米国による関税引き上げを前に電池の確保を急いだことが背景。低迷していたEV需要の回復を見込み、メーカーが前倒しで購入した面もあるという。
7月下旬に詳細な業績を発表する。