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米国株式市場=S&P・ナスダック最高値更新、貿易交渉や利下げに期待感

2025年07月01日(火)06時27分

米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所(NYSE)で2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して取引を終えた。貿易交渉や利下げへの期待感を背景に、両指数とも四半期では2桁台の上昇率を記録し、1年超ぶりの大きさとなった。

S&P500は第2・四半期に10.57%、ナスダックは17.75%、ダウ工業株30種は4.98%、それぞれ上昇。小型株のラッセル2000指数は8.28%上昇した。ただ、米貿易政策を巡る不透明感から、主要3指数の上半期の上昇率は2022年以来の低さとなった。

足元は貿易を巡る英国や中国との合意を受けて全面的な貿易戦争は最小限に抑えられるとの楽観的な見方が広がり、相互関税の上乗せ分の猶予期限となっている7月9日までにさらなる合意がまとまるとの期待が高まっている。

ウエストチェスター・キャピタルのロイ・ベーレン共同社長は「アニマルスピリッツが発揮されているようだ」としたほか、四半期末は「お化粧買い」で株価が上昇するのは珍しくないと指摘した。

カナダ財務省は29日、米テクノロジー企業を対象に30日から導入予定だったデジタルサービス税(DST)について、米国との貿易交渉を進めるために撤回したと発表した。

 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 44094 +275 +0.6 44020 44138 43889

.77 .50 3 .66 .69 .16

 前営業日終値 43819

.27

ナスダック総合 20369 +96. +0.4 20360 20418 20266

.73 28 8 .15 .31 .36

 前営業日終値 20273

.46

S&P総合500種 6204. +31. +0.5 6193. 6215. 6174.

95 88 2 36 08 97

 前営業日終値 6173.

07

ダウ輸送株20種 15394 -100 -0.6

.51 .03 5

ダウ公共株15種 1054. +6.9 +0.6

45 5 6

フィラデルフィア半導体 5546. +1.5 +0.0

54 6 3

VIX指数 16.73 +0.4 +2.5

1 1

S&P一般消費財 1753. -15. -0.8

81 28 6

S&P素材 556.0 +0.5 +0.1

9 6 0

S&P工業 1249. +6.2 +0.5

13 7 0

S&P主要消費財 897.1 +4.0 +0.4

0 3 5

S&P金融 871.9 +7.4 +0.8

5 4 6

S&P不動産 260.3 +1.6 +0.6

0 7 4

S&Pエネルギー 648.6 -4.3 -0.6

8 2 6

S&Pヘルスケア 1572. +9.8 +0.6

52 1 3

S&P通信サービス 377.9 +1.2 +0.3

4 9 4

S&P情報技術 4964. +48. +0.9

64 08 8

S&P公益事業 414.7 +1.6 +0.3

9 3 9

NYSE出来高 15.69

億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 4039 - 45 大阪比

5

シカゴ日経先物9月限 円建て 4029 - 大阪比

5 145

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