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自動車関税めぐるトランプ氏発言、コメント控える=官房副長官

2025年06月30日(月)12時22分

Ami Miyazaki

[東京 30日 ロイター] - 青木一彦官房副長官は30日午前の会見で、トランプ米大統領が日本からの輸入車に対する追加関税の見直しに否定的な考えを示したことについて、発言に対するコメントは控えるとしたうえで、「引き続き、日米双方の利益となる合意の実現に向けて、真摯かつ誠実な協議を精力的に続けていく」と述べた。

トランプ氏は29日、FOXニュースとのインタビューで日本に対して自動車への関税は25%だと書簡で通告することもできるとした上で、「日本側はわれわれの自動車を受け入れないのに、われわれは日本から何百万台も輸入している。これは不公平だ」と述べた。

赤沢亮正経済再生相が26日から訪米し、日米関税交渉の7回目となる閣僚協議を行ったことを受け、協議の成果について「米国の関税措置に関する日米の立場を改めて確認し、両国間の貿易の拡大、経済安全保障面での協力等について実りある議論を行った」とし、今後も協議を続けていくことで一致したと述べた。

ロイター
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