エヌビディア関係者、過去1年に10億ドル超の株式売却=FT

米半導体大手エヌビディアの内部関係者は過去1年間に10億ドル超相当の同社株を売却し、人工知能(AI)に対する投資家の関心の高まりを背景に、このところ特に取引が活発化していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が29日報じた。写真はエヌビディアのロゴ。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[29日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアの内部関係者は過去1年間に10億ドル超相当の同社株を売却し、人工知能(AI)に対する投資家の関心の高まりを背景に、このところ特に取引が活発化していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が29日報じた。
エヌビディアの株価が過去最高値を更新する中、今月は5億ドル相当以上が売却されたという。
米証券取引委員会(SEC)への提出資料によると、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)はここ1週間に昨年9月以降初めてエヌビディア株売却を開始した。
同社株はトランプ米大統領による関税発表で米国株に動揺が広がっていた4月4日の終値での安値から約60%上昇している。