午後3時のドルは144円半ばで膠着、値幅60銭 ドル安再燃で上値重い

6月27日、午後3時のドル/円は144円半ばと、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ変わらずとなった。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 27日 ロイター] -
午後3時のドル/円は144円半ばと、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ変わらずとなった。週初来で連日1円以上の値幅が続いていたが、きょうの東京時間の取引は60銭の上下動にとどまった。米政権の圧力で現行の米連邦準備理事会(FRB)の体制に対する信認が揺らぎドル安が再燃する一方、株高に伴うリスクセンチメントの改善などでクロス円は強含んでおり、ドル/円は値動きが限られている。
ドルは米中の貿易合意への期待感や日銀利上げ観測の後退などで午前中に144.80円まで上昇。その後軟化してきょう日中の安値の144.20円を付けた。午後に入ると、144円半ばでの小動きが続いた。
朝方は「米中交渉が比較的順調に進んでいることを示唆するラトニック米商務長官の発言などでドル買いが先行」(為替ブローカー)したほか、東京都区部消費者物価指数(CPI)が予想を下振れ、「日銀の利上げへの思惑がやや後退」(同)した。
三菱UFJ銀行チーフアナリストの井野鉄兵氏は、日本時間の前日に報じられた次期FRB議長の指名前倒し報道について、「利下げ再開を早める米政権の圧力の一つ」だと指摘し、現在のFRB体制への信認問題を含めてドル安が再燃していることがドル/円の上値を抑えていると話す。
一方、株高をはじめとするリスクセンチメントの改善でクロス円は強含んでいるとし、実質金利が上がらない日本の円は引き続き売られやすく、ドル安・円安環境の中でドル/円が動意づくには新たな材料が必要だとしている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 144.41/144.45 1.1688/1.1690 168.81/168.82
午前9時現在 144.66/144.70 1.1692/1.1694 169.17/169.18
NY午後5時 144.37/144.42 1.1699/1.1702 168.91/168.99
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