インド、マルチ・スズキの要求受け小型車の燃費規制緩和を検討=関係筋

6月26日、インド政府は、同国自動車最大手マルチ・スズキからの要求を受け、重量が1000キロ未満の小型自動車に対する燃費規制の緩和を検討している。写真は、インドのハリヤナ州マネサール工場内に停車するマルチ・スズキのワゴンR。17日撮影(2025年 ロイター/Bhawika Chhabra)
[ニューデリー 26日 ロイター] - インド政府は、同国自動車最大手マルチ・スズキからの要求を受け、重量が1000キロ未満の小型自動車に対する燃費規制の緩和を検討している。自動車業界と政府の関係者がロイターに語った。
スズキの子会社であるマルチ・スズキはこれまで、「アルト」や「ワゴンR」といった小型車がインドでの成功の鍵を握っていた。だが小型車の需要は減退しており、同社の販売全体に占める小型車の比率は昨年度に50%を割り込み、2年前の約3分の2から低下した。
政府関係者によると、インド政府は手頃な価格の小型車の販売減少を憂慮。また、マルチ・スズキは最近、販売不振によって乗用車市場全体の成長が損なわれると主張して燃費規制の緩和が必要だと訴えた。
インドは重量が3500キロ未満の全ての自動車に対し、重量に応じて二酸化炭素(CO2)の排出基準を設定している。関係者3人は重量が1000キロ未満の小型車に対する基準緩和を検討していることを明らかにしたが、具体的な内容には言及しなかった。
自動車メーカー各社は基準を満たして罰則を回避するため、電気自動車(EV)や低排出車をある程度の比率で販売する必要がある。
小型車の燃費規制が緩和されれば電動化の圧力が弱まることになり、小型車の比率が大きな自動車メーカーが恩恵を受ける。
マルチ・スズキは現在販売中の17車種のうち10車種が重量1000キロ未満であるため、燃費規制の緩和で最も大きな恩恵を受けることになる。
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