秋に利下げの可能性、関税のインフレへの影響限定的なら＝サンフランシスコ連銀総裁

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁（右）は２６日、関税が大幅もしくは持続的なインフレの急上昇につながらない可能性を示す証拠が増えており、秋に利下げを実施することを正当化する一助になるという認識を示した。５月撮影（２０２５年　ロイター/Ann Saphir）

［２６日　ロイター］ - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は２６日、関税が大幅もしくは持続的なインフレの急上昇につながらない可能性を示す証拠が増えており、秋に利下げを実施することを正当化する一助になるという認識を示した。

デイリー総裁はブルームバーグＴＶとのインタビューで「秋には金利調整が可能になるというのが私の基本的な見通しで、今のところこの見通しは変わっていない」と述べた。

また、労働市場は減速しているものの、低迷の兆候はみられないとした。