ニュース速報
ビジネス

ホンダ支援の米ヘルムAI、自動運転車用ビジョンシステムを発表

2025年06月20日(金)10時46分

ホンダが支援する米人工知能(AI)ソフトウエア開発新興企業ヘルムAIは19日、都市環境を認識するカメラベースのシステム「ヘルムAIビジョン(Helm.ai Vision)」を発表し、自動運転技術を大衆車に導入するために他の自動車メーカーと交渉中であることを明らかにした。写真は2023年3月、タイのバンコクで撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[19日 ロイター] - ホンダが支援する米人工知能(AI)ソフトウエア開発新興企業ヘルムAIは19日、都市環境を認識するカメラベースのシステム「ヘルムAIビジョン(Helm.ai Vision)」を発表し、自動運転技術を大衆車に導入するために他の自動車メーカーと交渉中であることを明らかにした。

ヘルムAIは2026年に発売予定のホンダの電気自動車(EV)「ゼロ」シリーズに技術を搭載するため同社と協力している。

ヘルムAIの最高経営責任者(CEO)で創業者のウラジスラフ・ボロニンスキー氏は「多くのOEM企業と交渉中で、当社の技術を生産に導入する計画は順調に進んでいる」とロイターに語った。

「われわれのビジネスモデルは基本的にこの種のソフトウエアと基礎モデルソフトを自動車メーカーにライセンス供与することだ」と述べた。

同社はこれまでに1億0200万ドルを調達しており、グッドイヤー・ベンチャーズ、韓国の自動車部品メーカー、星宇ハイテク、アンプロなどが出資している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは145円前半でもみあい、中東緊迫小

ワールド

中国、中部と南部で洪水警報 今年初の「赤色」

ビジネス

孫ソフトバンクG社長、米にAI拠点構想 TSMCと

ワールド

ガザ市民、命がけの食料調達 「食べ物を持ち帰るか、
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 3
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「過剰な20万トン」でコメの値段はこう変わる
  • 4
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 5
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 6
    全ての生物は「光」を放っていることが判明...死ねば…
  • 7
    マスクが「時代遅れ」と呼んだ有人戦闘機F-35は、イ…
  • 8
    下品すぎる...法廷に現れた「胸元に視線集中」の過激…
  • 9
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越しに見た「守り神」の正体
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 8
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 9
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 10
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 5
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 6
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 10
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中