NY外為市場=ドル下落、予想下回るCPI受け利下げ観測高まる

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。朝方発表された米インフレ指標が予想を下回る内容となったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が予想よりも早く利下げを再開する可能性が示唆された。
一方、トランプ大統領が貿易を巡る中国とのディールが完了し、中国はレアアース(希土類)類を供給するとの発言を受け、ドルの下げ幅は一時縮小した。
午後の取引では、ドル/円は0.2%安の144.58円となった。ユーロは対ドルで0.5%上昇して1.1484ドルとなった。ただ、米中の貿易協議に関するニュースを受けてドルに対する見方が若干改善し、ユーロの上げ幅は一時縮小した。
米労働省の労働統計局(BLS)が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇し、伸びは4月の2.3%からやや加速した。ガソリン価格の低下で家賃の上昇が相殺されたことで、伸びは予想(2.5%)を下回った。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシニア市場ストラテジスト、イライアス・ハダド氏は、「インフレの勢いは鈍化しており、それが金利見通しの下方修正につながっている」と指摘。フェデラルファンド(FF)金利先物市場では年末までに50ベーシスポイント(bp)の利下げが行われる可能性が高まっていると述べた。
CPIの発表を受け、短期金利先物市場が織り込むFRBによる9月までの25bpの利下げ確率は71%となった。CPI発表前は57%だった。
ドルはスイスフランに対しては、0.3%安の0.8205フランとなった。
ドルは対中国人民元ではわずかに上昇し、0.1%高の1ドル=7.197元となった。
ポンドは0.3%高の1.3542ドルとなった。
ドル/円 NY午後4時 144.61/144.65
始値 145.12
高値 145.46
安値 144.33
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1482/1.1485
始値 1.1438
高値 1.1499
安値 1.1427
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