英中銀、週次長期オペでの供給可能額を拡大

6月11日、イングランド銀行(英中央銀行)は、週単位で実施する流動性供給オペ(市場公開操作)、インデックス長期レポ(ILTR)向けの現金準備を250億ポンドから350億ポンド(472億ドル)に増額すると発表した。写真は5月、ロンドンの英中銀で撮影(2025年 ロイター/Carlos Jasso)
[ロンドン 11日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は11日、週単位で実施する流動性供給オペ(市場公開操作)、インデックス長期レポ(ILTR)向けの現金準備を250億ポンドから350億ポンド(472億ドル)に増額すると発表した。
この変更は、ILTRを通じた流動性供給を、需要重視のレポ主導型の枠組みに移行することに伴うもの。
ILTRで利用可能な現金準備の最大ストックは8400億ポンドに増加する。最低クリアリングスプレッドで供給する現金準備は1入札当たり50億ポンドから80億ポンドに増加する。
今回の変更は、昨年12月の協議文書に記載した提案に対するフィードバックに基づくとしている。