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クラウドストライク、四半期売上高見通しが予想下回る 株価下落

2025年06月04日(水)11時15分

 サイバーセキュリティー企業クラウドストライクが3日公表した第2・四半期の売上高見通しは市場予想を下回った。2024年7月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[3日 ロイター] - 米サイバーセキュリティー企業クラウドストライクが3日公表した第2・四半期の売上高見通しは市場予想を下回った。政府や企業によるサイバーセキュリティー製品への支出が弱まっていることが示され、同社株は引け後の時間外取引で5.7%下落した。

ランサムウエア攻撃などの増加を背景にサイバーセキュリティー対策の必要性は高まっているものの、金利上昇や根強いインフレにより、クラウドストライクなどの製品に対する需要は圧迫されている。

同社はパロアルト・ネットワークスやフォーティネットなどとの厳しい競争にも直面している。

クラウドストライクは決算発表後の電話会見で、システム障害や関連費用により第2・四半期のフリーキャッシュフローが約2900万ドルの影響を受けるとの見通しを示した。

第1・四半期の総売上高は11億ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想と一致。調整後の1株利益は0.73ドルで、前年同期の0.79ドルから減少した。

第2・四半期の売上高見通しは11億4000万─11億5000万ドルとし、予想の11億6000万ドルを下回った。

同社取締役会は3日、最大10億ドルの自社株買い計画を承認した。

ロイター
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