米ブリストル・マイヤーズ、抗がん剤開発でビオンテックと提携

6月2日、米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、最大111億ドルを支払い、ドイツのビオンテックと次世代がん治療薬の開発で提携する。写真はブリストル・マイヤーズの看板。2021年5月、米マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
Ludwig Burger Michael Erman
[2日 ロイター] - 米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、最大111億ドルを支払い、ドイツのビオンテックと次世代がん治療薬の開発で提携する。米メルクの抗がん剤「キイトルーダ」に対抗できる薬の開発を目指す。
両社はそれぞれの声明で、複数の固形がんを対象とするビオンテックの抗がん剤BNT327を共同で開発し、商業化すると発表した。
ブリストル・マイヤーズとの提携により、ビオンテックは高コストのがん治療薬開発に長期にわたり専念し続けられるほか、臨床開発と製造における世界的なネットワークがもたらされる。