ニュース速報
ビジネス

米国債格下げ、しっかり今後の影響みていく=加藤財務相

2025年05月20日(火)11時10分

 5月20日、加藤勝信財務相(写真)は米ムーディーズの格下げにより米国債が全ての主要格付け会社から最上位の評価を失ったことに関し、「しっかり今後の影響をみていく」と述べた。写真は2024年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Takaya Yamaguchi

[東京 20日 ロイター] - 加藤勝信財務相は20日、米ムーディーズの格下げにより米国債が全ての主要格付け会社から最上位の評価を失ったことに関し、「しっかり今後の影響をみていく」と述べた。同日午前の閣議後会見で、報道陣の質問に答えた。

米国債の格下げを巡り、加藤財務相は「政府としてコメントすることは控える」とした上で、「今後とも米国の政策、経済・物価・金融情勢の動向、世界経済や日本経済に与える影響、これらについて注視していく」考えを示した。

一方、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、24日まで海外出張すると表明。G7に併せ、ベセント米財務長官と「会談を行うことを前提に現在、日程の調整をしている。その際には為替を含め、2国間の諸問題について議論を行いたい」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

首都圏マンション、4月発売戸数3.5%増 昨年10

ワールド

ベトナム、米と第2回貿易交渉開始 関税回避模索

ワールド

台湾の頼総統が就任1年、対中対話望むが「防衛力強化

ワールド

世界的な貿易摩擦の激化、経済に大きな下振れリスク=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国は?
  • 4
    【裏切りの結婚式前夜】ハワイにひとりで飛んだ花嫁.…
  • 5
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 6
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 7
    実は別種だった...ユカタンで見つかった「新種ワニ」…
  • 8
    「運動音痴の夫」を笑う面白動画のはずが...映像内に…
  • 9
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
  • 10
    日本人女性の「更年期症状」が軽いのはなぜか?...専…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」する映像が拡散
  • 4
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 5
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 6
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 7
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 8
    「運動音痴の夫」を笑う面白動画のはずが...映像内に…
  • 9
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 10
    ヤクザ専門ライターが50代でピアノを始めた結果...習…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中