米4月小売売上高、伸び0.1%に減速 関税前の駆け込み効果薄れる

米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.1%増加した。2024年12月、メイン州ポートランドで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Lucia Mutikani
[15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.1%増加した。米関税措置発表前にみられた自動車購入前倒しの動きによる効果が薄れ、伸びは前月から減速した。経済見通しの不確実性の高まりを背景に家計が支出を抑制していることも影響した。
エコノミスト予想は横ばい。3月は1.7%増と、当初発表の1.5%増から上方改定された。
小売売上高はトランプ米大統領の関税導入の発表を受け、年初来から大きく変動している。米中が12日、追加関税率の大幅引き下げで合意したものの、今後の動向を巡っては依然として不透明感が残る。
RSM・USのエコノミスト、トゥアン・グエン氏は「関税政策が経済に及ぼす一次的な影響を、われわれは支出の減少という形で目の当たりにしている」と指摘。「米中の追加関税引き下げにより、向こう12カ月間の景気後退(リセッション)は基本シナリオではなくなったが、米経済が今後数四半期にわたり成長低迷に陥る可能性は高まっている」と述べた。
コアの小売売上高(自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除く)は0.2%減。エコノミスト予想は0.3%増だった。
3月は0.5%増と、当初発表の0.4%増から上方改定された。
業種別では、自動車販売店の売上高は0.1%減と、前月の5.5%増からマイナスに転じた。スポーツ用品、趣味用品、楽器は2.5%減、その他小売店も2.1%減少した。
オンライン販売は0.2%増。サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は1.2%増。前月は3.0%増だった。
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