独新政権、EU財政ルールは歳出拡大計画の足かせと想定せず=財務相

ドイツのクリングバイル財務相(写真)は12日、メルツ首相が率いる新連立政権は欧州連合(EU)の財政ルールが歳出拡大計画の足かせになるとは想定していないとの見解を示した。ベルリンで6日撮影(2025年/Annegret Hilse)
[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツのメルツ首相が率いる新連立政権は、欧州連合(EU)の財政ルールが歳出拡大計画の足かせになるとは想定していない――。クリングバイル財務相は12日、EU財務相会合に先立ってこうした見解を示した。
クリングバイル氏は「われわれは(EU)欧州委員会との間で共通の道筋を見つけられると非常に楽観し、自信を持っている」と語った。
ドイツ議会は今年3月、大規模な歳出拡大を承認し、防衛費を借り入れ制限対象から除外している。
ただ足元では、前政権のほとんどの期間を通じて財務相を務めたクリスチャン・リントナー氏が協議を進めていたEUの財政ルールにこうした計画が抵触しないかどうかが問題になっている。
クリングバイル氏は、財務省として6月に2025年予算案を提示できるようにすることを目指しており、そのころには財政赤字の制限に関する全ての疑問は解消されるだろうと説明した。
ドイツは昨年まで主要7カ国(G7)で唯一、2年連続のマイナス成長を記録し、トランプ米大統領が打ち出した関税措置の影響で今年もマイナスに陥る可能性がある。3年連続のマイナス成長ならば、東西ドイツ統一後では初めてとなる。
こうした中で新政権は減税や最低賃金引き上げといったてこ入れ策も発表している。
クリングバイル氏は、エネルギー価格引き下げや官僚主義打破、技能労働者不足への対処といった新政権の改革に伴ってドイツの成長が高まることは欧州にとって良いニュースだと強調した。
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