ニュース速報
ビジネス

スイスCPI、11月は前年比+0.7% 大幅利下げ観測強まる 

2024年12月03日(火)19時02分

12月3日、スイス連邦統計局が発表した11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比0.7%と、ロイターがまとめた市場予想の0.8%を下回った。チューリヒのクリスマスマーケットで2022年12月撮影(2024年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[チューリッヒ 3日 ロイター] - スイス連邦統計局が3日発表した11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比0.7%と、ロイターがまとめた市場予想の0.8%を下回った。10月は0.6%だった。

市場ではスイス国立銀行(中央銀行)の大幅利下げ観測が強まっている。

11月のCPIは前月比では0.1%低下。ロイターがまとめた市場予想と一致した。

中銀のインフレ目標は0─2%。今年は25ベーシスポイント(bp)の利下げを3回実施し、政策金利は現在1%となっている。

市場は次回12月12日の政策決定会合で50bpの利下げが決まる確率を71%、25bp利下げの確率を29%と予想している。これまでは25bp利下げの予想が多かった。

J・サフラ・サラシンのチーフエコノミスト、カルステン・ユニウス氏は物価の下振れリスクがあり、12月の利下げ幅の予想を25bpから50bpに変更したことを明らかにした。

同氏は来年3月と5月にも追加の25bp利下げがあり、政策金利が0%になる可能性が高いと予想している。マイナス金利が導入される可能性は否定できないものの、ハードルは高いという。

中銀のシュレーゲル総裁はスイスフランの需要を抑制する必要がある場合にはマイナス金利を復活させる可能性があるとの考えを示している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

イラン戦争でも金利変更急ぐべきではない、複数のEC

ビジネス

南アフリカ、25年成長率は1.1% 中銀・政府予想

ワールド

イランとの対話に応じる可能性、トランプ氏インタビュ

ワールド

「イラン国民は専制政治のくびき脱するべき」、イスラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目のやり場に困る」密着ウェア姿がネットを席巻
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 6
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ル…
  • 7
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 8
    トランプも無視できない? イランで浮上した「危機管…
  • 9
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 10
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中