ニュース速報
ビジネス

米鉱工業生産、5月製造業は0.9%上昇 予想上回る

2024年06月19日(水)02時37分

米連邦準備理事会(FRB)が18日発表した5月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.9%上昇と予想(0.3%上昇)を上回った。3月撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 18日] - 米連邦準備理事会(FRB)が18日発表した5月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.9%上昇と予想(0.3%上昇)を上回った。過去2カ月の落ち込みの全てを取り戻したが、金利上昇と需要の冷え込みにより、勢いが持続する可能性は低いとみられる。    

4月の指数は前回発表の0.3%低下から0.4%低下に下方修正された。 

5月は前年同月比では0.1%上昇した。 

部門別では、自動車・部品が0.6%上昇。前月は1.9%低下していた。

耐久財は0.6%上昇。木材製品、電気機器、コンピューター・電子製品、家具および関連製品が大きく増加した。  

非耐久財は1.1%上昇。印刷関連は1.5%低下したが、他部門の堅調な上昇によって相殺された。 

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェパードソン氏は「製造業生産の伸びは年後半に緩やかになるとみられる。生産が2022年の水準に持続的に回復するには25年に入ってからになる」と指摘。「高金利と価格決定力の低下は設備投資の伸びを抑制し、相対的に高い水準にある米ドルは製品に対する外需を鈍らせる」と述べた。

鉱業は2カ月連続の低下から0.3%上昇に転じた。

公益事業は1.6%上昇。前月は4.1%上昇していた。

全体の鉱工業生産は前月比0.9%上昇した。4月は前月比横ばいだった。前年同月比では0.4%上昇した。   

設備稼働率は前月の78.2%から78.7%に上昇。1972─2023年の平均を0.9%ポイント下回る水準にある。

製造業の設備稼働率は前月の76.6%から77.1%に上昇。長期平均を1.1%ポイント下回っている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

デンソー、通期純利益予想を下方修正 米関税や部材高

ビジネス

豪中銀、成長率・インフレ予測上方修正 追加利上げ必

ビジネス

豪中銀、政策金利を0.25%引き上げ3.85%に

ビジネス

三井物産、4─12月期の純利益6.2%減 JA三井
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 2
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 3
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 4
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 7
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 8
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 9
    共和党の牙城が崩れた? テキサス州で民主党が数十…
  • 10
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中