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中国財政収入、第1四半期は前年比2.3%減 減税が重し

2024年04月22日(月)19時39分

[北京 22日 ロイター] - 中国財政省が22日発表した第1・四半期の財政収入は前年同期比2.3%減少した。減税などの特殊要因が影響した。

税収は4.9%減の4兆9000億元(6764億8000万ドル)。

王東偉副大臣は記者会見で、文化、観光、先端製造業からの税収が急増したとし、ベース効果や2023年の減税措置といった特殊要因の影響を除くと財政収入は約2.2%増加したと説明した。

財政支出は前年比2.9%増の約7兆元。1─2月の6.7%増から大幅に減速した。

王氏は、1─3月の地方政府特別債発行が低調なことに関する質問に、発行は地方プロジェクトの資金需要、債券市場の金利、建設状況への季節的影響が関係していると述べた。

ベース効果については、新型コロナの影響を受けて毎年年初に債券の発行量を増やしたためと説明した。

財政省は技術主導の産業革新を「全面的な支援」で支え、技術革新と製造業の発展を減税・手数料引き下げ政策で強化すると述べた。

昨年発行した1兆元の国債の資金は、2月末までに地方政府に交付された。防災・緊急管理への割り当ては第1・四半期に53.4%増加したという。

ロイター
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