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米フォード、ミシガンなど3州の組立工場に37億ドル投資

2022年06月03日(金)07時43分

 米フォード・モーターは6月2日、ミシガン、オハイオ、ミズーリ各州の組立工場に総額37億ドルを投資し、電気自動車(EV)とガソリン車の生産に振り向けると発表した。2021年10月、英リバプールで撮影(2022年 ロイター/Phil Noble)

[デトロイト/ワシントン 2日 ロイター] - 米フォード・モーターは2日、ミシガン、オハイオ、ミズーリ各州の組立工場に総額37億ドルを投資し、電気自動車(EV)とガソリン車の生産に振り向けると発表した。

このうち23億ドルがEV向けで、フォードが3月に300億ドルから500億ドルに引き上げた2026年までのEV投資計画の一環だ。同社幹部によると、ミシガン州とオハイオ州から投資奨励金としてそれぞれ約1億5000万ドルと2億ドルを受け取ることになる。

これらの投資に伴い、新たに6200人分強の非正規雇用が生まれるとともに、3000人の非正規労働者が正規従業員になって健康保険に加入し、賃金も上昇する。

また10億ドルは向こう5年間で各工場の「労働環境改善」に支出される。具体的には健康な食品の入手支援や駐車場の充電設備設置、セキュリティー強化などだ。

ロイター
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