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正午のドルは109円前半、米政権の混迷でドル売り継続

2017年08月18日(金)12時38分

 8月17日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル安/円高の109.43/45円。写真はトランプ米大統領。ニューヨークのトランプタワーで15日撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

[東京 18日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル安/円高の109.43/45円。

前日海外市場で、スペイン東部バルセロナの車突入事件で死者が出たとの報道や、ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長辞任の憶測などを受け、ドルが売られた流れを引き継いだ。

ドルは一時109.30円まで下落し、前日の海外市場の安値109.45円を下抜けた。ただ、その後は、仲値公示にかけて買い戻された。事実上の五・十日となるこの日は、国内実需勢ではドル買いが勝っていたとされる。

市場では、トランプ米大統領は本音では白人至上主義を支持していると理解されており、「大統領自身が米国の分断を助長する結果を招いている」(FXプライムbyGMO常務取締役、上田眞理人氏)との意見も聞かれる。

結果的に「ドルの上値を追うような地合いではない」(証券会社)という。

ロイター
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