コラム
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

茜 灯里

作家・科学ジャーナリスト。青山学院大学客員准教授。博士(理学)・獣医師。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専修卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。朝日新聞記者、大学教員などを経て第24回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。小説に『馬疫』(2021 年、光文社)、ノンフィクションに『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)、ニューズウィーク日本版ウェブの本連載をまとめた『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(2023年、集英社インターナショナル)がある。分担執筆に『ニュートリノ』(2003 年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007 年、化学同人)、『AIとSF2』(2024年、早川書房)など。

サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

なぜ世界最高峰の医学誌BMJはクリスマスにハジけるのか?

<「血も凍るような」ホラー映画で本当に血は固まる? 外科医の誕生日に手術を受けると死亡率が上がる? 選りすぐりの面白論文5本を紹介し、クリス

2021.12.14
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

微生物から大量のタンパク質、砂漠で北極で生産可... 代替食品はここまできた

<タンパク質の摂取意識の高まりや、健康的というイメージが浸透したことで、日本でも植物性代替食品市場は10年で約5倍に。微生物由来の代替肉をは

2021.12.07
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

日本はいちばん門戸が広い? 宇宙飛行士選抜試験を読み解く

<13年ぶりに宇宙飛行士候補者を募集するJAXA──応募資格のうち、学歴と医学的特性を大幅に緩和した意図とは? 各国機関と比較した合格の難易

2021.11.30
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

MISIA、ヒゲダンの歌声「1/fゆらぎ」に見る、音楽と科学の深い関係

<琴線に触れる音楽にはどんな秘密があるのか? なぜ緊急地震速報にビクリとするのか? 人の生活と音の関係に科学で迫る> 年末の風物詩である「N

2021.11.23
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

背中を売ってタトゥーを刻む『皮膚を売った男』の現実性

<タトゥーに興味はあっても、一生身体に残ってしまうことには抵抗を感じる──では、1年で消えるタトゥーがあったとしたら?> 今年のアカデミー国

2021.11.16
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

羽生結弦選手が卒論で語るフィギュア採点の未来

<「審判の目による採点は限界がある」と選手から不満の声が上がることもあるフィギュアスケートだが、羽生選手は、自らの実験によって「科学的に解決

2021.11.09
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

『鬼滅の刃』でも現実でも「青い彼岸花」が見つからない科学的理由

<最大の敵である鬼舞辻無惨が「青い彼岸花」を探すのに苦労するエピソードは、科学的にも納得できる設定だ。漫画だけでなく、現実の世界でも見つから

2021.11.02
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

AI鑑定はアート界の救世主か? ルーベンス作品の真贋論争から考える

<ルーベンス作とされてきた英ナショナル・ギャラリーの「サムソンとデリラ」をAIで分析したところ、「91.78%の確率で本物ではない」という結

2021.10.26
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

NASA、中国、UAE... 2021年が「火星探査ブーム」なワケ

<今年2月から5月にかけて、米NASA、中国、UAEの探査機が立て続けに火星へと到達。各国のチャレンジは、なぜこれほど同時期に集中したのか?

2021.10.19
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

未来の女性首相はどのタイプ? 哺乳動物の「メス首長」に見るリーダーの資質

<長期政権を打ち破った高崎山のメスザル、経験値で群れを率いるゾウ、オスよりも体が大きくなるブチハイエナ──ヒトと同じ哺乳類で、集団生活を営む

2021.10.12
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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