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中国で日本人拘束...「恣意的捜査」によって日本企業は情報提供の「義務」に直面する
中国に進出する日本企業にとって脅威に
そうした背景があるなかで、3月に新たな日本人が中国当局に拘束されたのである。この幹部は日本の情報当局とは協力関係にはなかったとみられているが、そうなると、製薬会社の業務で、中国企業や中国人との関係の中でスパイ容疑をかけられた可能性が考えられる。
しかも反スパイ法を見てみると、第22条には、「国家安全機関がスパイ行為を、または関連する証拠を収集するために捜査する場合、関連する組織や個人は、正直にそれを提供しなければならず、拒否してはならない」とあるため、アステラス製薬や関係組織も、中国の公安当局に捜査協力を強いられることになる。
今回も拘束理由が「スパイ容疑」という不透明で曖昧なものだけに、これは中国に進出している日本企業にとっても脅威となる。中国当局のサジ加減で、日本人が拘束され、所属先の情報を提供する義務があるためだ。
また別の見方では、国際政治の中で、外交のカードに使われる可能性もある。事実、4月1日から訪中する林芳正外務大臣は、この邦人の解放を求めることになるという。となれば、中国側が外交的な見返りを求めてくる可能性がある。
今回の邦人のスパイ容疑事件については、「スパイチャンネル~山田敏弘」の「【緊急配信】速報!日本企業の幹部が中国で拘束される!」と「【続報】中国で捕まったアステラス製薬幹部はスパイではなかった!?」で解説しているので、ぜひそちらをご覧いただきたい。
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